暗号通貨に関する事など

暗号通貨に関する覚書など。メモや日記。

※技術的なことに関して、間違っていたらコメントから指摘していただけると泣いて喜びます

暗号通貨に関する事などの新着ブログ記事

  • ビザンチン将軍問題と分散型台帳

    はじめに  ブロックチェーン、分散型台帳、PBFT、コンセンサスアルゴリズム、色々調べると必ずこの単語にたどり着くと思います。「ビザンチン将軍問題」。  じゃあこのビザンチン将軍問題、何なのかと検索してみると、ビザンチン将軍都市攻撃計画がどうだの、そんな話ばかりでイマイチ分かりにくい。私達は言葉の... 続きをみる

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  • 【仮想通貨NEM】 NEM2-CliでCatapultネットワークに触れる3

    前回の続きです。 今回やること  今回は、前回までに用意したローカルのmijinネットワークにNEM2-Cliを使ってトランザクションを投げるところまでやります。  これ以降はNEM2-Cliのリファレンスを見ながらコマンド叩いていくだけですね。  私の使っているOSはこんなかんじ。 $ cat ... 続きをみる

  • 【仮想通貨NEM】 NEM2-CliでCatapultネットワークに触れる2

    前回の続きです。 今回やること  今回はTechBureauから公開されているCatapult Service Bootstrapを利用してDocker仮想環境上にmijinネットワークを構築して動かし、その内容を確認するところまでやります。 bootstrapのダウンロード  まずは、下記リンク... 続きをみる

  • 【仮想通貨NEM】 NEM2-CliでCatapultネットワークに触れる1

    はじめに  仮想通貨NEMのシステムをアップデートさせるために必要な中核機能Catatpultがオープンソース化してしばらく経ちました。Catapultは中核機能であり、エンジンのようなものなので、NEMとして使えるように部品を付けたり設定を変える作業が残っているので、NEMのネットワークがアップ... 続きをみる

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  • 【NEM-Catapult】 Transaction

    ※最終更新:2018.3.28 はじめに   今回はTransactionについてです。 Transactionの種類  transaction は今これを書いている時点では10種類あります。ドキュメント記載順に... transfer transaction register namespace... 続きをみる

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  • 【NEM-Catapult】 Multi-Level Multisig Accounts(MLMA)

    はじめに  WhitePaperに続き、ついにCatapultのドキュメント来ましたね。  ちなみに、中にも注意書きが書いていますが、このドキュメントは現時点ではMijin-testnet versionとして書かれています。  で、読んで新しい概念だったりするものは気が向く限り文章にしようかとい... 続きをみる

  • 【仮想通貨NEM】TransferTransaction実験1

    はじめに  NEMのFee計算がなんだか分かりにくいということで、徹底的に調べて記事にしようかと思って最近NEM-coreのソースコードを眺めてたりしています。すると、関係ないところで疑問に思ったことがありまして、今回はその実験と結果です。  ちなみに、当然ですがテストネットで試してます。 疑問 ... 続きをみる

  • 【仮想通貨NEM】TransferTransactionの構造

    はじめに  NEMはビットコイン等と違い、基本的にはネイティブ機能として様々な機能を実装しており、機能毎に送信するトランザクションの構造自体が変化する。今回、我々が普段の利用で最もよく利用するxemやモザイクを送信する時に使うTransferTransactionというトランザクションの構造を調べ... 続きをみる

  • 仮想通貨NEMのハーベスティングの状態を確認できるWatchFace

     NEMのハーベスティングの状態をPebbleから監視できるアプリを作りました。元々はQitiaの方で書いていました(後に大きく修正しました)が、今は特に技術的なお知らせもないのでこちらで… Qiitaの記事はこちら  また、Githubでソースコード公開しています。ライセンスは特に気にしていない... 続きをみる

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  • 【仮想通貨NEM】税金付き(levy)モザイクについて

    税金付き(levy)モザイク (はじめに)  NEMのモザイクには税金徴収(levy)機能というものがあり、モザイク作成時にそれを設定することが出来ます。そのことに関して書こうと思います。  levyの意味はこちら。  NEMの税金付きモザイクはそのモザイクを送金する時に、通常手数料と別に税金を課... 続きをみる

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  • 【仮想通貨NEM】 twitter簡単に投げ銭が出来るtipnemの使い方[基本編]

    ツイッター上でいつもお世話になっている方への感謝のしるしや「良いね!」に変わる表現として、ツイッターアカウントに向けて投げ銭が出来るtipnemというサービスの使い方の紹介です。 今回は基本編。xemを入金してから初めて送金するまでの手順を説明します。 (tipnemはxem以外にも自作のモザイク... 続きをみる

  • 【仮想通貨NEM】NCCに入ったウォレットデータの救出

    NCCが使えなくなりました(はじめに) Happy Hard Fork !!!  はい。NEMが新しい手数料体制に移行するためにハードフォークを行いました。とても手数料が安くなったと思います。  さて、バージョン0.6.93でもうひとつ大きく変わったことが有ります。それは、事実上のNCCの廃止です... 続きをみる

  • 【仮想通貨NEM】 8/1まで 投票せよ NanoWalletのVoting機能

     NanoWallet 1.4.3でメインネット向けに新しくリリースされた投票機能と、今回早速行われている投票案件について説明します。 【今回の提案の投票期日:〜2017/8/1 (あと5日)】 新たに追加されたVoting(投票)機能とは?  最初に、Vote機能に関して簡単に説明しておきます。... 続きをみる

  • 新しいNanoWalletを触ってみた [Linux版]

     結構前にNanoWallet 1.4.0版出ましたね。皆さんアップデート済んでますか?  (まだの方はこちらを参照してください)  で、1.4.0から実験版として新たにWindows,Mac,Linuxとで各OSに合わせた新しいNanoWalletのパッケージが配布されるようになりました。  今... 続きをみる

  • ビットコイン 分裂前の対策 2017/07/06

     ビットコインのチェーンが分岐するかも知れませんね。  その対策として色々な記事が上がっていますが、原因と今後考えられるシナリオを一生懸命説明するだけで結局のところ何をすればよいのか、正確に理解している人にしか分からないものも多々あって「結局どうすれば良いんだよ」ってなっている方多いのではないでし... 続きをみる

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  • 仮想通貨 中古のウォレットは危険ですよという話

     ツイッターを見ていて気になったことがあったので書きます。  中古のハードウェアウォレットのことです。  結論を先に言います。  中古のハードウェアウォレットは絶対買ってはいけません。  これね。別に転売がどうとかは個人的にはどうでも良いのですが、わざわざ高いお金払って危険なウォレットを買う必要は... 続きをみる

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  • Segwitに関して調べた記録6

    前回の続き Segwitで採用される新しいアドレスフォーマット(はじめに)  その送金先がSegwitアドレスであることを示す為のアドレスフォーマットについてここでは書く。  Segwitのアドレスフォーマットは元々BIP-142に定められていたのだが、後にそれを上書きするものとして、BIP-17... 続きをみる

  • 仮想通貨NEM 触って楽しいAPIのお話

    はじめに  仮想通貨NEMにはAPIと呼ばれる機能がついており、それによって誰でも簡単にブロックチェーンの力を得ることが出来る。今回はそのことについて書く。 APIとは  そもそもAPIとは何なのか。  APIとは、「アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Pr... 続きをみる

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  • Segwitに関して調べた記録5

    前回の続き はじめに  この記事ではSegwitによって新たに採用されるトランザクション署名用メッセージのシリアライズ方法について書くが、ここで一点前置きをしておきたい。  Bitcoinの署名用メッセージの生成方法は、予めいくつかの決められたパターンが存在し、そのパターンはHashTypeと呼ば... 続きをみる

  • 仮想通貨NEM NanoWalletの基本操作

    はじめに  NanoWalletの基本的な使い方に関する質問のうちmijinフォーラムに質問が多い部分を中心に、簡単に説明していきます。(特に質問としてよく見かける部分のみ) ホーム画面での操作  特に書くこともないので画像をもって説明とします。NanoWalletは精力的にアップデートがされてお... 続きをみる

  • Segwitに関して調べた記録4

    前回の続き Witnessと署名検証に関して  Segwit(BIP141-BIP145)で新たに導入されるWitnessという構造は、それ以前のBitcoinscriptとは異なる部分が多い。  例えば、Witnessは今までのBitcoinscriptのように、OpCodeを淡々と処理した結果... 続きをみる

  • 仮想通貨 NEMに関する情報をまとめた 2017/05/23

    NEM公式サイト  ニュース、ブログ以外は基本的にローカライズされているので臆せずサイトを覗いてみよう。また、ブログの記事はGoogle翻訳にかけるだけで十分読めるものも多いので、ひと手間かかるがぜひ読んでみよう 以下、プロダクト・プロジェクトを中心に簡単に紹介していく NIS/NCC  NEMの... 続きをみる

  • Segwitに関して調べた記録2

    前回の続き 2,トランザクションと新たに追加されるWitnessという構造に関して  これを書かないと始まらないので、いきなりになるが構造に関して書こうと思う。今までのトランザクションの構造を知っているものとして書くので、わからない方は  Transaction - Bitcoin Wiki  (... 続きをみる

  • Segwitに関して調べた記録3

    前回の続き 3,Segwitとトランザクション展性攻撃耐性に関して  Segwitがもたらしてくれる恩恵として「トランザクション展性攻撃の耐性が増す」ということをよく言われ、それがライトニングネットワークを実現するのに必要だと言われている。 トランザクション展性攻撃(はじめに)  トランザクション... 続きをみる

  • Segwitに関して調べた記録1

    MonacoinでSegwit可決されたということで、今更だがSegwitに関して詳しく調べてみた。折角なので他人が見れる形で調べた内容に関する記録を残しておこうと思う。 はじめに(事前知識など)  これから私が書くのはSegwitがもたらしてくれる利益や不利益などと言った概要的な内容ではなく、詳... 続きをみる