新しいNanoWalletを触ってみた [Linux版]
結構前にNanoWallet 1.4.0版出ましたね。皆さんアップデート済んでますか?
(まだの方はこちらを参照してください)
で、1.4.0から実験版として新たにWindows,Mac,Linuxとで各OSに合わせた新しいNanoWalletのパッケージが配布されるようになりました。
今までのブラウザから開くNanoWalletと何が違うのかと言われると、ウォレットとしての機能は特に何も変わりません。なので、なんだか良く分からない、とにかくパッケージが軽いほうが良い、という方は「UNIVERSAL CLIENT」が今までのウォレットと同じ構造のものになるので、そちらを使えば良いと思います。
新しいパッケージは、簡単に言えば「NanoWalletをアプリケーション化してブラウザから独立させたもの」なんですね。
引用元URL(DLもこちらから):https://www.nem.io/install.html
で、触ってみたので使い方なんかを簡単に(といっても標準的な操作をするだけですが)説明していこうと思います。
今回はLinux版の説明をしますが、WindowsやMac版でも使い方は大して変わらない(実行ファイルがわかればそれを実行するだけ)と思うのであまり難しいこと考えずにとりあえず触ってみると良いと思います。
使い方
至って標準的な操作なので、ほぼ画像だけで説明します。
1.パッケージを解凍して
2.実行ファイルを実行すれば・・・
3.はい!!!
はい。以上です。一々実行ファイルのある場所まで行くのが面倒な方はパスを通すなりをすれば良いと思います。ほんと、操作に関して説明するのはそれだけです。
ウォレットデータの保存場所
今までは各ブラウザのローカルストレージ(キャッシュ)に保存されていました。では、このパッケージではどこに保存されているのでしょうか…
結論を言うと、
/home → .cache → NanoWallet
ここに保管されています。
これはつまり、このパッケージでは普段使っているブラウザのローカルストレージに依存しない構造になっているんですね。なのでうっかりブラウザのキャッシュを消してしまっても消えないということになります。
Linuxしか見ていませんが、Windowsでも大体同じような場所に保存されているかと思います。
で、どちらを使用すれば良いのか
現状ではどっちでも良いと思います。
メリットデメリットとしてはダウンロードしてみると分かりますが新しいパッケージは容量が大きいことがデメリットになると思います。が、キャッシュを独立して管理できるのは良いかも知れない。
まぁでも個人的にはやっぱりどっちでも良いと思います。
(詳しい人教えてください。)
乗り換えるには?
乗り換えるには新たにウォレットをインポートする必要があるので、バックアップファイルを新たにインポートしましょう。
アップデートは?
前述したとおり、ウォレットデータは .cache に入っており、パッケージから分離されているので、パッケージをまるごと新しく取り替えればよいです。不安であれば、古いバージョンのパッケージを消す前に、ダウンロードした新バージョンを起動してみると解ると思います。ウォレットデータがそのまま引き継がれているはずなので。
最後に
これを書かないと締まらないのでシメの言葉を、と思いましたが、特に無いです。NISもNanoWalletも頻繁にアップデートされてて良いなーと思ってます。以上。



